小児の矯正 症例3(8歳男児)

開咬合(前歯が上下的に咬み合っていない)および、両突歯列(上下前歯がとびでている)で、くちびるが閉じにくかった患者さんです。
1期治療により前歯の咬み合わせは改善し、麺類等かみ切れるようになり、くちびるも閉じやすくなりました。
第2期治療では歯列が凸凹になることが予測されますのでこれに対処する予定です。

口腔内正面

口腔内側面

顔面側貌(口唇部)

小児の症例3
1.主訴:前歯が上下的に咬んでいない。
2.診断名:開咬合、両突歯列、上下顎叢生歯列弓
3.年齢:8歳3か月
4.治療に用いた装置:セクショナルアーチ
5.抜歯部位:上下顎両側乳犬歯
6.治療期間:10か月
7.治療費総額の目安:¥495,000〜¥531,000(税別)
8.一般的なリスク・副作用:初めて装置を装着した時やワイヤー調整後、個人差はありますが、違和感や咬むと痛みを感じることがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
歯並びを整え、咬み合わせを改善するため、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
リテーナー(保定装置)を使わずに放っておくと、治療前の状態に後戻りすることがあります。
  個別リスク・副作用:開咬合は後戻りしやすいので、前歯の上下的な咬み合わせが戻る可能性があります。


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