症例3 叢生歯列(歯並びがデコボコ)(22歳 女性)

叢生とは:
デコボコがあり、歯が前後左右にずれて重なっていると、歯を磨いてもブラシがきちんと届かず汚れが残りやすいため、虫歯や歯肉炎・歯周炎の原因になります。現代人は食べ物が軟食化しアゴが小さくなる反面、栄養状態が良くなりアゴの中で生育する歯は大きくなるため、デコボコが生じやすくなっています。

口腔内正面

口腔内側面

口腔内上顎

口腔内下顎

動画症例3
1.主訴:歯の凸凹
2.診断名:上下顎叢生歯列弓
3.年齢:22歳4か月
4.治療に用いた装置:マルチブラケット装置
5.抜歯部位:上下顎両側第一小臼歯
6.治療期間:2年
7. 治療費総額の目安:¥1,031,000〜¥1,117,000(税別)
8.一般的なリスク・副作用:初めて装置を装着した時やワイヤー調整後、個人差はありますが、違和感や咬むと痛みを感じることがあります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
歯並びを整え、咬み合わせを改善するため、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
リテーナー(保定装置)を使わずに放っておくと、治療前の状態に後戻りすることがあります。
  個別リスク・副作用:治療前の叢生が重度なので、術後前歯部の排列が僅かに乱れる可能性があります。
下顎の叢生歯列の解放に伴ってブラックトライアングル(下部鼓形空隙)が生じることがあります。


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