◎ きれいな歯並びと口元
◎ きちんとした咬み合わせ |
当院は「きれいな歯並びと口元」に関しては、下記のチェック項目を満たすように治療に取り組んでいます。 |
・ デコボコやすき間が残っていない |
・ 左右対称的に並んでいる |
・ 口が楽に閉じられないほど前歯が出て並んでいない |
・ 力を入れなくとも口が閉じられる |
・ 口を閉じると口元がふくらんだりしない |
治療後のきれいな歯並びと口元。横顔で審美ライン(鼻の先とアゴの先を結んだ線)の内側に口唇が位置するとより美しくなります。 |
「きちんとした咬み合わせ」に関しては下記のチェック項目
を満たすよう治療に取り組んでいます。 |
・ ご飯がたべにくくない |
・ ことばが話しにくくない |
・ 上下の歯がすき間なく咬み合っている |
・ 左右、前方になめらかに軽く歯ぎしりができる |
・ 一番奥の歯(第2大臼歯、12歳臼歯)まで装置を着けてきれいに並べてあるか |
きちんとした咬み合わせ側面状態(側面) |
上の歯と下の歯が半分ずつズレながら、歯車がかみ合うようにしっかり咬み合っている。治療後、各々の歯の根が近づき過ぎないように平行性が保たれていることが重要。 |
きちんとした咬み合わせを内側から見た状態 |
上の歯の内側の山も下の歯ときちんと咬み合っている。 |
院長のひとこと |
ー 審美ラインが重要な訳 ー |
審美ラインとは、鼻の先とアゴの先を結んだ線で、口唇の先端がこのラインに対してどこに位置しているかによって横顔の美しさを評価します。ちなみに院長の研究1)によると、日本人は口唇が審美線より少なくとも1mm後退した横顔を好む傾向にあり、その傾向は白人と同じでありました。 |
口唇は歯によって裏打ちされていますので、矯正治療により歯が動きますと、それに伴い大きく変化します。治療では咬み合わせを改善するだけではなく、このラインにたいする口唇の位置決めが非常に大切です。 |
(参考文献)1) Ishii K, Yamaki M, Saito I, Hanada K,WWW-based Investigation of profile preferences among Caucasians and Japanese. J JPN Orthod, 57: 425-430 , 1998 |