Logo
石川県小松市日の出町1丁目176 NABEビル 2F
指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)
歯科矯正・顎口腔機能診断施設基準適合医院
歯科医師 石井一裕(日本歯科専門医機構認定 
矯正歯科専門医

オーダーメイド矯正治療とは

  • Home
  • 当院の矯正治療について

オーダーメイドの矯正装置(当院イチ押しの治療法です!!)

当院が採用している、スタンダードエッジワイズテクニックは、矯正医自身が、一人一人の患者様に合わせてワイヤー装置をオーダーメードし、それを歯の表面に接着したブラケットという装置に装着することで歯並びを整えてゆくテクニックです。

 きれいな歯並びは前歯から奥歯(臼歯)にかけて連続的に並んでいますが、歯の外側(唇側)の面はどの歯も同じ形や同じ向きで直線的に並んでいるわけではなく、個々の歯によってかなり異なります。

 そこで、きれいな歯並びに並べるためには、断面が丸や四角いアーチ状のワイヤーを歯の表面の凹凸や前後左右的な傾きなどに沿って三次元的に精巧に曲げていく必要があります。

 このようにそれぞれの歯の表面の形に合わせてワイヤーを曲げて治療していく方法をスタンダードエッジワイズ法といいます。これには相当の技術やセンスが必要とされます。

 スタンダードエッジワイズ法では、きちんとした歯並びになるようにワイヤーに凹凸や傾き、ひねり(トルク)、さらにループなどの複雑な曲げを組み込んで調整していきます。もちろん、個人の歯や歯列に合わせてアーチの大きさや形状も上下の調和を取りながら曲げてゆきます。

(画像提供:新潟大学歯学部 歯科矯正学分野・八巻正樹先生)

 

 歯の大きさや形態は個人個人によって異なり、また顎の形態、歯列の長さ・幅も同様に異なります。個人の歯や歯列に合ったアーチほど治療の予後がよいものはありあせん。このように、スタンダードエッジワイズテクニックとは細部にわたり個々の違いに対応し、治療の精度を高めるフルオーダーメイドの治療なのです。

 なお、このテクニックは技術の習熟に時間と訓練が必要ですが、当院の矯正歯科医はすべてマスターしております。

 

 

オーダーメイド矯正治療(スタンダードエッジワイズテクニック)の流れについて

 治療前  抜歯後
治療の歯に叢生(デコボコ)がある状態 上下顎とも第一小臼歯を抜歯しました
 1.レベリング  2.犬歯後方移動
歯のデコボコや垂直的な位置を整えます。 犬歯、大臼歯の位置を移動し、
治療計画の基づく位置関係へと調節します。
 3.前歯後方移動  4.仕上げ
大臼歯、犬歯の位置に合わせて
前歯を後退させます
歯や歯根の位置関係を3次元的に調節し、
安定した咬合に仕上げます。